子どもの「シール遊び」。
手軽で楽しそうに遊んでくれるので、つい渡してしまいがちですが、
壁や床、家具にペタペタ貼られて剥がれなくなる問題……本当に困りますよね。
特に賃貸に住んでいる家庭ならなおさら。
「壁に跡が残ったらどうしよう…」
「剥がした時に表面が破れてしまった…」
そんな日常のプチストレスは、思った以上に積み重なります。
しかし、シール遊び自体はとても良い遊びです。
指先を使うので集中力が育ちますし、色・形の認識にもつながります。
何より、子どもはシールが大好き。
貼って剥がすというシンプルな行動だけでも夢中で遊べます。
だからこそ、
「家を守りつつ、子どもの“遊びたい”気持ちも尊重したい!」
そんな親心を叶えるのが、今回ご紹介する “シールのマグネット化” です。
Contents
■ シールをマグネット化するメリットとは?
シールをマグネットにすることで、遊び方は一気に自由になります。
- 壁に貼られても跡がつかない
- 何度でも貼り直せる
- 子どもが自分で片付けしやすい
- テーブル・床・冷蔵庫・お風呂など好きな場所で遊べる
特に「繰り返し遊べる」という点は大きなメリット。
普通のシールは一度貼って剥がすと粘着力が落ちたり破れたりしますが、
マグネットなら劣化がほとんどなく、長期間使えます。
我が家では壁にホワイトボードシートを貼り、
そこを“専用の遊び場”として使っています。
子どもは好きなように貼って動かして、時にはストーリーを作ったり、
ごっこ遊びをしたりと、遊びの幅が広がっています。
■ 用意するもの
準備物はとてもシンプルで、100円ショップでも揃います。
- お気に入りのシールやイラスト
- 粘着タイプのマグネットシート
- ハサミ
- 長持ちさせたい場合はラミネート or 透明テープ
今回はシールを使いましたが、
子どもが描いた絵や、雑誌の切り抜き、チラシのイラストでもOK。
マグネット化することで“作品が遊べるおもちゃ”に変わります。
■ 作り方:簡単3ステップ
① マグネットシートに貼る
粘着面にシールやイラストをどんどん並べて貼ります。
シール同士のすき間はできるだけ少なくすると、
マグネットシートを無駄なく使えてコスパも良くなります。
(私は作業しやすいようにシートを小さくカットしています。)

② ハサミで切り出す
粘着面は少しベタつくので、ゆっくり切ったり、刃をこまめに拭くときれいに仕上がります。
角は丸く切ると安全性が上がり、長持ちもしやすいです。
③ 完成!
切り終わればもうマグネットおもちゃの完成。
達成感もあり、ハサミが使える年齢のお子さんなら一緒に作るのもおすすめです。

■ 実際の遊び方アイデア
● ホワイトボードでストーリー遊び
壁にホワイトボードシートを貼っておけば、
マグネット遊び専用のスペースに。
「車を走らせよう」「ご飯を並べよう」など無限に遊べます。
● 冷蔵庫で“今日のメニュー遊び”
「野菜シール」を作って今日の献立に入っている野菜を貼るのも楽しいです。
視覚で分かりやすいため子どもも嬉しそう。
● お風呂で知育あそび
お風呂の壁がマグネット対応なら、
軽い素材のマグネットはお風呂でも大活躍!
海の生き物だと水族館気分を味わえたり、
文字や数字にすると知育要素もアップ。
■ 紙素材のシールは補強すると長持ち
チラシの切り抜きや普通紙のイラストなどは、
ラミネートしてから貼ると耐水性と耐久性がぐっと上がります。
ラミネーターがなくても、透明テープで全体を覆うだけでOK。
■ 注意点:小さすぎるものは飲み込みに注意
マグネットはサイズが小さすぎると誤飲リスクがあります。
- 3cm以上
- 角を丸く
この2つを意識すると安全性が高まります。
■ まとめ
シールをマグネットにするだけで、
「壁が汚れる」「剥がれない」などの悩みはスッキリ解決します。
家を守りながら、
子どもの“遊びたい”“貼りたい”気持ちを叶えられる最強のアレンジ方法。
道具も少なく、誰でも簡単に作れるので、
ぜひお家で試してみてくださいね。
今回使ったシールは乗り物の種類がとにかく多く…

完成までまだまだ先が長そうですが…
それもまた楽しい時間です♪